中日、三ツ俣と桂に戦力外通告　今オフ支配下12人退団と大規模な“血の入れかえ”断行

【中日】三ツ俣大樹、桂依央利が戦力外通告　今オフ支配下１２人退団と大規模な“血の入れかえ”断行

　中日は２２日、三ツ俣大樹内野手、桂依央利捕手に来季の契約を結ばないと通告したと発表した。桂は未定、三ツ俣は現役続行を希望している。

　三ツ俣は、２０１０年ドラフト２位で修徳高からオリックスへ入団。１４年に岩崎とのトレードへ中日へ移籍した。堅実な守備が売りの内野手で、近年は貴重なバックアップとしてではなく、大事な局面でのバントや試合を決める一打も放つなど、随所で勝負強さを魅せていた。今季はレギュラーが不在だった遊撃を中心に、５８試合出場。打率２割１分１厘、１０打点に、１３個の犠打成功と確実性をみせていた。

　プロ９年目の桂は、１６年に左膝半月板の手術を行うなどけがとも闘い続けながら、近年は安定した守備と肩で１軍に在籍。２１年の交流戦では、５年ぶりのアーチも放った。しかし今季は、正捕手・木下に、石橋の積極起用もあり１０試合の出場にとどまっていた。

　２０日のドラフト会議では、育成３選手を含め計１０選手を獲得。最下位からの巻き返しへ向け、立浪竜で大規模な“血の入れかえ”が行われている。



（報知）
https://news.yahoo.co.jp/articles/17abda781dc4c16c046d6f56a0d8528df976952b