巨人・堀田「プレート位置を戻したら球速戻った」

【巨人】堀田賢慎　原点回帰で１５４キロ　来季ローテ定着へ「真っすぐの強さもっと戻す」…フェニックスＬ

　堀田本来のイキのいい直球が戻ってきた。０―１の４回１死、池田に投じた４球目。最速１５４キロを計測した球にバットは空を切った。その後、捕ゴロに仕留めるなど、５回８５球を投げて６安打１失点。昨年９月に計測した自己最速の１５５キロにあと１キロに迫った直球を軸に試合を組み立てた。

　カギになったのは、原点回帰だった。今春のキャンプまではプレートの一塁側を踏み、インステップして投げ、威力のある直球を武器にアピールをしてきた。さらにフォームの安定など進化を求め、周囲のアドバイスもあり、プレートの踏む位置を真ん中に変更。手応えもあった一方で「自分の中でちょっと球速が落ちたりだとかがあった」。右肘の手術から復帰を果たした高卒３年目の今季は、開幕ローテ入りを果たして、３月３１日のヤクルト戦でプロ初勝利をマーク。その後は、最大の武器である直球が思うように走らなくなった。最速が１５０キロを超えたのは２勝目を挙げた８月５日のヤクルト戦（神宮）だけ。結果的に２勝（３敗）にとどまっていた。



（報知）
https://news.yahoo.co.jp/articles/4aa7965bd858b6726cedc433e009586fcdd7371b